朝雨女の腕まくり

のんびりアラフィフシングルマザー。仕事のことや身の回りのいろんな話。時に真実・時にフィクション。

離職

先月末に、とうとう離職することを決意しました。


きっかけは、積もり積もったものがあったけれど、女上司がチェックした私が作った書類に、ミスがあったということで、くしゃくしゃビリビリに割かれた書類が、机の上にばさりと戻されてたこと。


外出から帰ってそれを見た瞬間。物理的にその書類が可哀想に思えた。


私が作ってから、事務や上長のチェックも受けた上でのことなのに、全て私の責任のように押し付けてくること。パワハラといじめの象徴のように見えた。


その日のうちに上司に明日離職届け出すと報告して、次の日受け取ってもらった。

上司も辛そうな顔をしてた。自分が守りきれなかった、とか思ってるんだろう。

見た目はジャイアン、行動もジャイアンだけど、正義感も持ってる人だった。


さて、やめると決めたとたん。

どちらかというと、すっきりした。


今や虐めていた方の彼女に比べて、私には友人や力になってくれる人が周りにいることもわかった。


そういう人たちとは、職を離れても仲良くしていけばいいのだ。

思えば、私はこのところずっと、同性のいじめとか嫌がらせで離職してるのだけれど、それでも観てる人はちゃんと見ていて、職を離れても、友人として繋がっている。


そういう方が、本当は全然孤独じゃなくて幸せなことなんじゃないかと思う。



嫌がらせして人を蹴落として、自分の狭い世界を守ることをしてる人は、最終的に孤独になっていく。


さて、次はどんな環境に出会えるんだろう。同時期に辞めたほぼ同期の20代の男の子は、結果ブラックでしたね〜、って笑ってた。

私も彼も、強くなったよねって思う。


暴力のない世界はない。

だけど、減らす努力も、弱さを守る強さも作り出すことができる。