離職
先月末に、とうとう離職することを決意しました。
きっかけは、積もり積もったものがあったけれど、女上司がチェックした私が作った書類に、ミスがあったということで、くしゃくしゃビリビリに割かれた書類が、机の上にばさりと戻されてたこと。
外出から帰ってそれを見た瞬間。物理的にその書類が可哀想に思えた。
私が作ってから、事務や上長のチェックも受けた上でのことなのに、全て私の責任のように押し付けてくること。パワハラといじめの象徴のように見えた。
その日のうちに上司に明日離職届け出すと報告して、次の日受け取ってもらった。
上司も辛そうな顔をしてた。自分が守りきれなかった、とか思ってるんだろう。
見た目はジャイアン、行動もジャイアンだけど、正義感も持ってる人だった。
さて、やめると決めたとたん。
どちらかというと、すっきりした。
今や虐めていた方の彼女に比べて、私には友人や力になってくれる人が周りにいることもわかった。
そういう人たちとは、職を離れても仲良くしていけばいいのだ。
思えば、私はこのところずっと、同性のいじめとか嫌がらせで離職してるのだけれど、それでも観てる人はちゃんと見ていて、職を離れても、友人として繋がっている。
そういう方が、本当は全然孤独じゃなくて幸せなことなんじゃないかと思う。
嫌がらせして人を蹴落として、自分の狭い世界を守ることをしてる人は、最終的に孤独になっていく。
さて、次はどんな環境に出会えるんだろう。同時期に辞めたほぼ同期の20代の男の子は、結果ブラックでしたね〜、って笑ってた。
私も彼も、強くなったよねって思う。
暴力のない世界はない。
だけど、減らす努力も、弱さを守る強さも作り出すことができる。