DVとの戦い
今日いろいろ考えていて、私の今までの人生を一言でまとめたら、DVとの戦いの日々、だなあなんて思ってしまった。
私はいじめみたいなことがある環境が、子供の頃から本当に嫌い。
いじめを笑いに変えるあの空気感も馴染めない。私だけ笑わない。
だから浮いてしまうこともあるけど、私は裏切らないから、友達だけはできるんだよね、一生ものの宝物をもらう代償を払ってるんだろうな、って思う。
世の中には才能に溢れているのに、心ない人たちに潰されてしまう人のなんて多いことか。
子供の頃外国で暮らしてた私にとって、日本のそういう閉塞感って、ほんとに資源の無駄だと思う。
ずっとそういう環境にしかいないと、それ以外の世界があることにすら気がつかない。
これは、ミャンマーの民主化運動に関わってる学生さんが言っていた言葉だ。
暴力が蔓延する環境に生まれた時からいると、嫌だとか悲しいとか思うことはあっても、それがおかしいことだとは思わない。権利、とか人権、とか、民主主義という言葉を知って初めて、世界は変わった、とそのひとは言った。
その言葉を聞いたとき、すごく重い言葉だなと思った。
日本に暮らす私たちは、女だからという理由で簡単に殺されたりするような世界も知らない。
だけど、暴力がない世界に生きてるわけでもない。
女の人も、男の人も、みんな多かれ少なかれ、暴力に苦しみ、その中で生きている。
それを知ってる私は、やっぱりいじめを笑いに変えて自分を守るくらいなら、静かな沈黙の戦いを選ぶ。
そんなことを思ったりしました。